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コロナ5類後のその後・・・今、どうなっている?

[2023.06.01]

新型コロナウイルス感染症が5類になってから、もうすぐ1か月になります。
懸念された、GW後の流行、第9波は、幸いなことに、今のところ明らかにはなっていません。

では、新型コロナウイルスはなくなったのでしょうか?
残念ながら、答えは“No”です。

5類になってから、コロナ陽性でも保健所への報告は行われず、検査自体があまり行われなくなっているので、どの程度感染者がいるのか分からなくなっています。
定点把握という形で一部の医療機関での数は報告されていますが、そもそも検査していない人が多いと思われるので、その数が実態を表しているのかも不明です。
それでも、徐々に増加しているようです。

オミクロン株になってから、重症化する人は少なくなっており、高額な抗ウイルス薬を処方する機会もあまりありません。
陽性だとしてもその他の風邪(様々なウイルス感染症)と同様の治療になるので、最近は、職場で必要などの希望がなければあまり検査しません。

ただ、高熱が出たという方は陽性になる可能性が高いので、一応、検査を勧めるようにしています。
治療は同じでも、より気をつけなくては、という行動の変化にはなると思います。

一方、マスクを外す人は徐々に増えており、風邪症状の人は増加しています。
マスクを外す人が多くなり、感染機会が増えることで、コロナ前のように様々なウイルスに感染し、発熱してしんどくなり、医療機関を受診する人が後を絶ちません。
インフルエンザも、以前はとっくに終息していた時期に、まだくすぶっています。
小児に多い、RSウイルスも同様です。
その他のウイルスもコロナウイルスの力が以前より弱まったことで、勢いを増している可能性があると思います。
最近の話題では、麻疹ウイルスの感染者も出てきました。麻疹は重篤な脳炎などを起こす怖い病気で、非常に感染力が強いです。

なぜかまた理解が得られなくなっているようですが、コロナウイルスも、他のウイルスも、ほとんどのウイルスが人から人へ感染します。
寒い日に薄着をしていたから、風邪をひきました・・・違います。寒い日に薄着をしていたら、免疫力が落ちて、他人からウイルスをもらい、発症したということです。

そして、以前にも書きましたが、風邪(様々なウイルス感染症)の特効薬はなく、1、2日ですぐに治ることもありません。
医療機関では、そうは言っても、何か薬を処方しないと来られた方も納得しないので、症状をやわらげる薬を処方し、安静にして下さい、というばかりになっています。

本音では、基礎疾患もない軽症の人は、慌てて医療機関を受診せず、必要なら市販の風邪薬を家族に買ってきてもらい、家でひたすら横になって休んで下さい、と思っています。

まとめると、ウイルス感染でつらい思いをしないためには、予防するしかないということです。
コロナ時代に皆が行っていたマスクや手洗い、消毒などは、ある程度の効果があると思います。
今の世の中では、なかなか難しいと思いますが、できるだけ継続してほしいと、心から思っております。

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