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暑いので歩いていません、という方へ

[2024.07.30]

今年は特に暑いので、あまり歩いていないという方が多いです。
熱中症も怖いので、確かに日中の暑い時間はあまり外に出ない方がよいですが、早朝や夜などの比較的涼しい時間に歩くか、エアコンの効いた公共施設やショッピングモールなどを歩くとよいと思います。

暑いから歩けないので仕方ない、と思うのではなく、それなら家でできる運動をしよう、と発想を変えていただくとよいと思います。

特にご高齢の方などは、やり方が分からないという方もいると思いますが、昔から行われているラジオ体操やテレビ体操、タオルを使ったストレッチ、椅子を使った筋トレ、腕立て・腹筋・スクワット、踏み台を使った有酸素運動など家でも様々な運動をすることが可能です。
経済的に余裕があれば、屋内で足踏みや自転車こぎができるトレーニング機器などを購入して行うのもよいと思います。
今はスマホやパソコンで「家でできる運動」などと検索すれば、多くの図や説明、動画が出てきますので、参考にしていただくとよいです。

では、どのくらい運動すればよいのでしょうか。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023 高齢者版」では、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日40分以上行うことを推奨する(1日約6,000歩以上に相当)とされています。
また、 筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上行う、筋力トレーニングを週2~3日行うことを推奨するとのことです。

そう言われても特に高齢の方には、そんなにできないよと思い、最初からあきらめてしまう方も多いと思います。
その場合は、自分でできる範囲の運動を1日5分~10分から始め、徐々に増やしていくとよいです。
ジョギングなどもいきなり始めては、膝や足を痛めたり怪我をしたりします。そうするとまた運動できなくなります。
まずは短時間のウォーキングから始め、徐々に時間を延ばし、慣れてきたら走り始めるという段階を踏まないといけません。
運動は、継続して行うのが最も効果的です

毎回、運動、運動とうるさいな、と思う方もいると思いますが、私は自分の実体験も踏まえて実際にそれが何より大事だと信じています。
まさに今、オリンピックも盛り上がっています。
皆が少しずつ運動を初めていくことを祈っています。

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