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気象病やメンタルヘルスには適度な運動が有効です①

[2021.09.15]

さすがに猛暑の時期には控えていましたが、最近、涼しくなってきたので、久しぶりにジョギングをしてきました。
風がさわやかで、気持ちよかったのですが、しばらく走っていなかったため、最初はきつく感じました。
ただ、しばらく走っていると、慣れてきて普通に走れるようになりました。

公園の草木は、もう秋の装いで、夏には鮮やかに咲いていた色とりどりの花々はほとんどがしぼんでいました。
それでも、その季節のうつろいに風情を感じて、日本の四季はいいものだと思います。

急に涼しくなったためか、体調を崩す方が多いようです。
気圧の変化などにより、頭痛やめまいが出やすいという方もいますし、古傷が痛むという方もいます。以前、このブログでも気象病についてご紹介しました。

なぜそのような症状が出るかということですが、漢方の世界では、古来より体内の水や血や気の巡りが滞ると体調が乱れると言われてきました。
これらの巡りが悪くなっているところに、天候や気圧、気温などが大きく変化することで、さらに悪化して、頭痛やめまい、胃が重いなどの症状が出るということです。

では、どんなことに注意をしていけばよいでしょうか。
睡眠や食事などに気をつけることも必要ですが、一つは、筋肉を適度に使い、血行を良くすることが大切です。
血行をよくするにはウォーキングやジョギング、水泳、自転車などの全身を適度に使い、血液循環を促す有酸素運動がお勧めです。

また、長時間運動する事ができるのも有酸素運動の特徴であり、体温が上昇して発汗も促すので特にお勧めできます。
可能な方は、話をすると息が少し苦しくなる程度の強度で20分程度行うと効果的ですが、年齢や身体の状況により、できる範囲で行うとよいと思います。

(次回に続きます)

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