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開院1周年、ありがとうございます。当院での診療内容について②

[2021.11.02]

(前回の続きです)
脳神経内科と言うと、難しく感じるかもしれませんが、当院には、割とありふれた症状、病気の方が多く来られていますので、気軽にご来院いただけたらと思います。

なお、脳神経外科との違いについては、個人医院では、対象となる病気は共通している部分も多いですが、パーキンソン病などの神経難病は、脳神経内科が担当となり、脳神経外科が主になるのは、手術の可能性がある脳腫瘍や脳出血などです。

また、脳神経外科にはMRIの設備があるところが多く、検査を重視されており、脳神経内科は、問診や診察(神経学的所見)を重視している傾向があります。
ただ、診察だけでは分からない異常もありますので、CTは必要です。

なお、不安やうつ症状など、こころの病気の方が来られることもありますが、その場合は、精神科や心療内科を受診していただくようお願いいたします。
認知症に伴う幻覚や妄想は、当院でもある程度、薬の調整を行っておりますが、症状が強い方はやはり精神科を受診していただく方がよいと思います。

一方、脳梗塞予防については、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の治療が重要となります。
症状がない方も、そうした病気を放っておくと、動脈硬化が進み、脳梗塞・脳出血などの重篤な病気になる可能性がありますので、普段から血圧が高かったり、健診で異常を指摘されたりした方は、ぜひ、早めにご来院いただけたらと思います。

その他の様々な症状の方についても、まずはお気軽にご相談下さい。
CTは、当院では頭部の検査は多いですが、胸部や腹部の検査をすることは、残念ながら少ないです。
以前にもご紹介させていただきましたが、CT検査では、短時間で多くの情報が得られますので、肺や腹部が心配という場合も一度ご相談していただけたらと思います(ただ、胃腸の詳しい状態は内視鏡でないと分かりません)。
診察させていただいた上で、当院で困難な場合は、可能な範囲で、適切な病院をご案内・ご紹介させていただきます。

初心を忘れず、頑張っていきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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