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気象病とは ①

[2021.06.21]

最近、めまいや頭痛などの症状で来院される方が、以前より多くなっています。

正式な医学用語ではないようですが、天気や気候の変化に伴っておこる体調の不良を、近年、気象病と呼ぶそうです。
気候変化の激しい、季節の変わり目や梅雨の時期、また台風が多い時期などに特に起こりやすく、頭痛やめまい、疲労感、肩こり、関節痛、吐き気、手足のしびれ、うつなどさまざまな症状が出ます。

気象病によって体調を崩す人は6割以上とも言われていますが、軽い症状ならより多くの人が感じているかもしれません。
気象“病”といっても、いわゆる一般的な病気(疾患)とは違う性質のものだと思いますが、気候の変化が原因と分かった方が、気が楽になり、対応がしやすい場合もあると思います。



気象病は、気圧・気温・湿度など気象の大きな変化による自律神経の乱れが原因で、特に、気圧の変化による影響が大きく、その中でも気圧が低下するときに症状が出やすいと言われています。
梅雨の時期は、梅雨前線上を低気圧が横断するため日本列島の気圧は低下しやすくなるため、最近は多いと思われます。
また、元々、めまいや頭痛が出やすい方、乗り物酔いしやすい方などは、症状が出やすくなります。

では、そのような気象病にどう対応していけばよいのか、次回、ご説明いたします。

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