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上を向いて歩く時は注意しましょう/骨粗しょう症について

[2021.04.05]

すっかり春本番となり、色々な花々が咲き、草木も生き生きとして気持ちのよい季節となりました。
先週のことですが、別所沼公園のしだれ桜も綺麗に咲いており、歩きながら見たり、写真を撮ったりしている人が何人もいました。

ある高齢の女性もその一人でしたが、花を見上げながら歩いていて、段差で足がガクッとなり、転びそうになっていました。ヒヤッとしましたが、その後何事もなかったようであり、安心しました。
坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」は素晴らしいですが、実際に上を向いて歩く時には注意が必要です。むしろ、花を見る時は立ち止まり、歩く時は前や足元を見た方がよさそうです。

 

特にご高齢の方は、骨粗しょう症の方が多く、ちょっとした段差でつまずく、尻もちをつくなどにより、簡単に骨折することがあります。
腰椎や大腿骨頸部を骨折して動けなくなり、寝たきりにつながる可能性もあるため、十分に注意が必要です。

骨粗しょう症とは、骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本での骨粗しょう症の患者数は約1280万人、女性980万人、男性300万人と女性に多く、60代で3人に1人、70代では2人に1人の割合で骨粗しょう症になると言われています。

骨粗鬆症を予防するためには、カルシウムやビタミンD、ビタミンKを多く含む食品の摂取、ビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨に刺激が加わる運動が推奨されます。

骨粗しょう症と診断され、治療が必要な方には数種類の薬から選択できますが、最近は週1回や月1回の内服でよい薬もあります。薬の飲み方など注意する点もありますが、以前より飲みやすくなっていると思います。

当院には現在のところ、骨密度を測定する検査機器はありませんが、CTで圧迫骨折の有無などを調べたり、血液検査で骨代謝マーカーを調べたりすることはできます。
多くの薬の処方も可能です。
意識せずに生活していたら気づきませんが、骨折して大変な状況になる前に、骨粗しょう症を予防し、治療することが重要となります。
特にご高齢の方、女性は注意が必要です。当院でもお気軽にご相談下さい。

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