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院長ブログ

頭痛の治療と漢方薬①(2021.11.12更新)

頭痛に対して、西洋薬では、ロキソプロフェン、イブプロフェン、ナプロキセン、アセトアミノフェンなどの鎮痛剤、片頭痛発作にはトリプタン系(イミグラン、レルパックス、マクサルトなど)、予防には、バルプロ酸(デパケン)、カルシウム拮抗薬(ミグシスなど)、アミトリプチン(トリプタノール)などを使用します。

ただ、それぞれ副作用には注意が必要であり、副作用の少ない漢方薬に興味のある方も多いと思います。

また、漢方薬は西洋薬と併用することも可能です。

今回、頭痛に対してよく使用する漢方薬について、ご紹介させていただきます。


呉茱萸湯(ゴシュユトウ)

体力の低下した冷え症の人の繰り返す片頭痛に有効です。

繰り返し起こる頭痛、なかでも片頭痛に有効な薬として知られています。

片頭痛は発作性の強い痛みが特徴で、吐き気が伴うこともありますが、そのような場合に適しています。

またうなじや肩のこりをともなうような緊張型頭痛にも使われることがあります。


五苓散(ゴレイサン)

むくみをはじめ、頭痛、めまい、下痢などは、漢方では「水」が滞った「水滞」を原因とする症状と考えます。

五苓散は、「水滞」を改善する代表的な処方で、口の渇きや尿量の減少やめまいなどのある方のむくみ、頭痛、下痢などに使用されます。

「五苓散」の適応となる症状は多く、漢方では、体力の有無や体質により「虚実(きょじつ)」の「証(しょう)」を考えますが、証にかかわらず、比較的広く用いられます。

さまざまな浮腫(むくみ)、急性胃腸炎、下痢、頭痛、暑気あたり、二日酔いなどの吐き気やむかつきにも用いられます。

以前にもこのブログでご紹介した最近話題の気象病(天気や気圧の変化により生じる頭痛、めまいなどの体の不調)にも効果的です。

(次回に続きます)

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