頭痛学会総会に参加してきました②
医学の学会がどのようなものかご存じない方も多いと思いますが、同時進行で、複数の会場で様々なテーマで講演や発表が行われます。
ある講演が、残念ながら自分の期待した内容ではない場合、途中でも他の会場に移動し、別の講演に短時間で変更することができます。
自分の興味のある内容だからこそ、集中して聞くことができ、記憶に残るのだと思います。
あまり興味がなくてもしばらく聞いていることもありますが、ぼーっとして聞き流し、時には眠くなることもあり、すぐに忘れてしまいます。
このことは、学生でも社会人でも、勉強している多くの人に共通していることだと思います。
あまり興味のない分野でも、やらざるを得ないこともありますが、自分の興味のある分野なら、より頭に入りやすいと思います。
多くの医師は、日々進歩する医学の情報を得るため、年に何回も学会に参加し、貪欲に学んでいます。そうすることにより、日々の診療において、最善の医療を選択し、提供できるのだと思います。
単純に自分の知識欲を満たすという側面もあるかもしれませんが、結果的にそれが自分の医療技術の向上につながるなら良いことだと思います。
私も、今後も継続して学んでいこうと思います。
明日から、認知症学会学術集会が東京でありますので、土日に行く予定です。
何か少しでもレベルアップできるよう、得られるものを見つけていくという気持ちで参加したいと思います。